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Anglo-Saxon語の継承と変容Ⅰ <言語・文化研究センター叢書>1

中世英文学

目次

序 悠久の時を流れる魂の詩
1章 こころの宇宙
 ―「Anglo‐Saxon語の継承と変容」プロジェクトの構想  松下知紀  
2章 チョーサーの笑い話
 ―『粉屋の話』を巡って  池上忠弘  
3章 『薔薇物語』における夢と現実  篠田勝英 
4章 チョーサーとニュー・トロイ
 ―トロイ文化共同体の建設をめぐって  海老久人 
5章 中世ヨーロッパの写本
 ―専修大学図書館所蔵写本を中心に  松下知紀 
6章 ウェルギリウス『アエネーイス』後半における苦難の終わりと
    始まり  高橋宏幸
7章 ゲルマニアとロマニア  下宮忠雄  
8章 古英詩Menologiumの研究
 ―Prose Menologiumとの比較から  唐澤一友
9章 Chaucerの脚韻:新しい発音と古風な発音  池上 昌 
10章 John Shirley(c.1366―1456)のSpelling:Final-eを
     書き足す  池上 昌  
11章 Troilus and Criseyde, Cp写本のデジタル化
 ―基本方針と言語特徴  中尾佳行  
活動記録,研究プロジェクト・メンバー

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内容説明

古英語としてのAnglo-Saxon語が通時的にどの要素が継承されて、どのように変容したかを検討し、英国の大学図書館、大英図書館等の古文書館に収蔵されている写本群に光を照射する。三部作の第1巻。

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