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目次

序  セクシュアリティのゆらぎ  山崎カヲル
1. 生物学から見た人間の<異常>  佐倉 統
2. 沈黙を破る(ブレーキング・サイレンス)
   ― レイプ、セカンド・レイプ、セクシャル・ハラスメント、そして  落合恵子
3. トランスセクシュアリティ、その諸相
   ― 実定的性の彼方へ  掛川典子
4. セクシュアリティの歴史的構成  山崎カヲル
5. エイズをめぐる言説、規制、患者・感染者
   ― そして共生へ  大石敏寛・河口和也

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内容説明

いままで固定的なものと考えられた性の区分や規範が「ゆらぎ」をみせている。本巻では「異常」の名のもとに抑圧されてきた同性愛などを捉え返し、性暴力やエイズ対策を批判し、新たな性の実践を問う。

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