ホーム > 非対称の倫理

非対称の倫理

目次

第I部 非対称の倫理
 第一章 非対称の倫理あるいは受苦の倫理学への試み
 第二章 対法的倫理学と対人的倫理学
 第三章 根源的蓄積性について―「非対称の倫理」の基礎づけ―
第II部 罪悪感の現象学的記述―非対称の倫理(特殊研究)―
 序 章 問題の限定
 第一章 方法の問題―核表現の文節―
 第二章 倫理的主体性―私は・・・・・と思う―
 第三章 罪悪感の空間生―私はあの人に―
 第四章 対人関係における悪―あの人に悪いことを―
 第五章 罪悪感の時間性―私は・・・・・・(悪いことを)した―
 第六章 「閉じること」(倫理的閉鎖性)―私はあの人に悪いことをしたと思う―
 第七章 「開くこと」の可能性―私はあの人に悪いことをした(と言う)―(告白)
              ―私はあなたに悪いことをした(と言う)―(謝罪)            
 第八章 集団的罪悪感―私たちはあの人たちに悪いことをした(と思う)―
 終章

このページのトップへ

内容説明

他者の心の苦しみを知るということはどういうことか。罪悪感という人間の最も暗い領域に光をあてながら、人間関係の非対称性と傷つきやすさ(受苦可能性)に基づいた新たな倫理学を構築する。

このページのトップへ