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カントと二つの視点

「三批判書」を中心に

カントと二つの視点
著者 菊地 健三
ジャンル 哲学・心理・宗教
出版年月日 2005/07/05
ISBN 9784881251621
判型・ページ数 4-6・132ページ
定価 本体1,143円+税
在庫 在庫あり
 

目次


第1章 「哲学者」と「観察者」
第2章 「哲学者=カント」の調停方法─二つの「批判」から「形而上学」へ
第3章 「観察者=カント」と「婚姻」をめぐる問題点
第4章 『判断力批判』─カント体系の最終的総合
結び  「人類」と「性差」の問題点

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内容説明

カント哲学体系の中核をなすとみられる「三批判書」を中心に、「哲学者」と「観察者」の二つの視点から、カントの全体像を見直していく。特に「美」と「崇高」という概念を問題化しながら、カント独自の「調停方法」を考察して、この方法が観察者の視点をも貫いているかどうか明らかにする。

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