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神林長平論  新刊

コミュニケーションと意識の表現

神林長平論

日本SF界を代表する一人である神林長平の作家論。「コミュニケーション」と「意識」を主題にして、神林作品を読み解いていく。

著者 白鳥 克弥
ジャンル 哲学・心理・宗教
文学・語学
社会
出版年月日 2017/02/28
ISBN 9784881253120
判型・ページ数 A5・240ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序論

第一章 神林長平の作家性と作品の構造分析
    ~『アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風』と『ぼくらは都市を愛していた』~
 一 神林長平について
 二 『アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風』
 三 『ぼくらは都市を愛していた』

第二章 登場人物の自律性
    ~『アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風』のメタフィクション性
 一 テクスト化される意識
 二 神的存在に示す人間の自律性
 三 登場人物の自律性
 四 「登場人物の自律性」の問題

第三章 PABという人格像
    ~「兎の夢」と『帝王の殻』におけるコミュニケーションの代理人としての人格複製機械
 一 PABの存在する社会
 二 「兎の夢」におけるPAB
 三 『帝王の殻』におけるPAB
 四 遠隔コミュニケーションにおける代理人

第四章 コミュニケーション空間としてのインターネット
 一 無価値な言説空間 ~「自・我・像」における否定的な視点~
 二 可能性を秘めた人類の集合意識 ~「いま集合的無意識を、」における評価の反転~
 三 現実の拡張と適応する身体 ~『だれの息子でもない』における独自の視点の展開~
 四 新たなるコミュニケーションの場

第五章 雪風再考
 一 読み替えにより見出されるコミュニケーションモデル ~『戦闘妖精・雪風』~
 二 コミュニケーションモデルの解体 ~『グッドラック 戦闘妖精・雪風』~
 三 コミュニケーションモデルの反転とコミュニケーション主体としての在り方
   ~『アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風』~
 四 コミュニケーションにおける意識の役割

第六章 意識とは何か ~『ぼくらは都市を愛していた』における意識の在り方~
 一 観念的な生を保証する都市空間
 二 意識野、<都市>、インターネットという言語世界
 三 意識主体の在り方
 四 多層的な虚構の生

結論

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内容説明

日本SF界を代表する一人である神林長平の作家論。従来取り上げられている「機械」「言葉」といった作品モチーフからの視点ではなく、「コミュニケーション」と「意識」を主題にして、神林作品を読み解いていく。

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