ホーム > 武州御嶽山の宿坊と労働

武州御嶽山の宿坊と労働  新刊 これから出る本

家族経営される宗教

武州御嶽山の宿坊と労働
著者 髙田 彩
ジャンル 社会
出版年月日 2025/11/18
ISBN 9784881254097
判型・ページ数 A5・296ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 未刊・予約受付中
 

目次

序 章

第Ⅰ部 武州御嶽山の御師・宿坊・講

第1章 武州御嶽山の運営組織

第2章 御師の活動と宿坊の経営形態

第3章 御師の手帖からみる講とのつきあい方



第Ⅱ部 観光化にみる武州御嶽山の変容

第4章 都市の未知の人の来訪と観光化のはじまり─明治末期から昭和戦前期

第5章 団体客の増加と宿坊機能の多様化─昭和戦後期から平成初期

第6章 ペットの聖地としての御嶽山─平成初期から平成中期



第Ⅲ部 武州御嶽山の変容と働く人びと

第7章 宿坊アルバイトのエスノグラフィー─どのようにして宿坊経営体の一員になるのか

第8章 「お手伝いさん」から「アルバイト」へ─宿坊運営における従業員の役割と労働実態

第9章 「奥様」から「おかみ」へ─宿坊運営における御師の妻の役割と労働実態

第10章 ライフコースを通してみる御師の妻の役割とその意義─御師の妻はどのようにして「なかばあさん」になるのか


終 章

このページのトップへ

内容説明

東京都青梅市に位置する武州御嶽山における山上集落および宿坊を事例として分析を行う。
特に、武州御嶽山の宿坊で働く人びとに注目し、その仕事内容や役割を明らかにした上で、宿坊運営を支える各担い手の具体的な働きが、武州御嶽山の宿坊及び武蔵御嶽神社にとってどのような意義を持つのか検討する。併せて、武州御嶽山を取り巻く社会状況の変化を追跡し、武州御嶽山の宿坊で働く人びとの仕事内容や役割の変遷について論じる。

このページのトップへ